県立高校の英検加点入試方式に県議会が待った

自分の住む県で昨日ある改革の見直し案が,県議会で可決されました。
それは県立高校の入試改革案で,従来5教科100点ずつ500点満点の方式だったのですが,それに英検資格を加点するというのです。
英検3級なら5点,準2級なら10点,2級なら15点を加えるそうですが,教育現場からも英語教育の負担が増えるとの声や,塾に行ける経済力がある家庭の子供が有利になって公平性に欠けるとの声が県議の間でも上がり,今回の見直し案可決となったのです。
このような改革案が検討された背景には,県が全国に先駆けて英語教育に力を入れたいという方針の現れのようですが,自分が思うに英語は会話の手段であり,話す内容は歴史や地理,国語,理科などに基づく知識のはずです。
英語に特化して優遇する事は反対ですし,進学校に英語を得意とする生徒を集めたい県の意図があるのかもしれませんが,試験での英語科目のレベルを調整するとか他にも方法はあるはずです。
英語教育に力を入れる方針の私立高校なら理解出来ますが,英検資格は実用英語と直結するものでもないのですから,県立高校の入試は公平性の高さを前提とした方式にして欲しいものでず。